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第9回 大競争時代の賃貸経営 24時間入居者サービスで差をつける

 入居者にとって安心で安全な生活を送ることのできる賃貸住宅の提供は、満室経営を目指すオーナーにとって、今では最も重要なことになってきました。最近では凶悪犯罪や殺人事件などがニュースの話題に上らない日がないくらい、世の中の治安が悪化していて、日本人の誰もが治安の悪化を感じているとの新聞紙上のアンケートがとても印象的です。

 振り返ってみると、確かにITの発展などにより時の流れ方が昔と比べると本当に目まぐるしくなってきたと思います。徹底的に合理主義が追求される中、よく言われる「勝ち組」と「負け組」とがはっきりと分かれてきて、人は何かとストレスが多い日々を過ごし、凶悪犯罪に結びつく不満や憎悪が充満してきたのかもしれません。

 そんな中で進行している家族の少人数化。とくに賃貸住宅に住む入居者は一人・二人世帯という少人数世帯が圧倒的に多く、自分たちの安全確保にはことさら大きな関心を持っているのです。当然のことながら賃貸住宅を選ぶ要素として安心して生活のできる部屋を求めていることはいうまでもありません。セキュリティー面がしっかりしている高級賃貸マンションに人気が集まるのも無理もないことです。そして、さらに少人数で暮らす入居者にとっては、いつでも誰かが守ってくれているが、プライバシーはしっかり保つことができるそんな生活が理想的といえるのです。    

 そこで必要になってくるのが24時間入居者サービス。夜中に発生する設備のトラブルや近隣に対する不安など賃貸住宅で一人で生活する入居者にとっては心配事が絶えない中、いざという時に連絡できる所があるということは大変心強いものです。そこで私の店レントライフでは全ての管理物件に大手管理会社との提携による24時間入居者サービスを提供し、入居者からの連絡で24時間いつでも出動できる態勢を整え、オーナーからも入居者からも大変喜ばれています。

 すなわち、賃貸住宅の人気を保つ為には建物などハードな部分だけでなく、このようなソフト面でのサービスが大変重要になってくるのです。

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